人の良いところを見つけるようにすると何が良いのか？

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今回のテーマは「人の良いところを見つけるようにすると何が良いのか？」についてお伝えさせて頂きます。

人の良いところを1日1つ見つけよう。

これはよく聞く言葉です。

さて、これをやっていくとどういったメリットがあるの？

これってなんの意味があるの？

こういった疑問から「言ってることは分からなくはないけど胡散臭いからやめておこう」とやらない方もいらっしゃるかと思います。

そういう方に向けてどんなメリットがあるのかをお話ししていこうかと思います。

またおこなっている方もどれほど素晴らしい行動をしているのかを再確認して行ってください。

まず人の良いところを見つけるというのは相手にメリットはありません。

例えば道を歩いている見ず知らずの人に対してでも良いところというのは見つけられます。

靴が綺麗に磨かれているだとか爪が清潔だとか歩き方が凛としているだとかですね。

でもこれを見ず知らずの人に伝えに行く人はまずいないでしょう。

なので相手にとっては「なにも事象が動いていない」となるのです。

つまり何も起きていない。

ですが、良いところを見つけた側には大きな変化が伴います。

まずこういった行動を積み重ねている人は人の変化にすぐ気が付きます。

これも例え話でいきましょう。

彼女の髪型が変わっただとかネイルの色が変わった。

表情がいつもより暗い、または明るい。

大切な人の変化にいち早く気がつけるようになります。

これはかなり良いメリットだと思います。

彼女からしたらそういった細かな変化に気がついてくれるあなたに対して喜びを感じるでしょう。

結果、仲が良いカップルとなります。

といった具合に良いところを見つけると良いところを見つけようとする思考が働きます。

仕事で後輩がミスをしたとしても、日頃から良いところにフォーカスしている人は怒るよりも改善の道を共に探ろうとするでしょう。

「誰しもミスはあるから気を取り直してこれからどうしていけるかを考えよう」といったような感じですね。

日本人は人の良いところを探しにくいらしいです。

元々人というのは争ってきました。

土地を奪うために武器を手に取り相手を攻撃して制圧する。

戦場においては良いところを見つけていては勝てるものも勝てないでしょう。

弱みを握り、敵の士気を落とす策を講じる。

こういったことをご先祖様たちは行ってこられたのです。

ただ、誤解なきように付け加えておきますがこれはシステムが悪いわけであってご先祖様が悪いわけではないです。

戦争の時代に心のお話など誰も耳は貸さないと思いますし、争いというシステムが動いてしまっているのでここは致し方ない部分もあるのです。